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星野リゾートのホスピタリティ・イノベーターというビジョンに感銘を受けた

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先ほど放送された「カンブリア宮殿」で星野リゾートが特集されていたんですが、そこで紹介されていた新しいビジョン「ホスピタリティ・イノベーター」。その言葉と内容が非常に心に響いたのでそれについて書いてみようと思います。

「ホスピタリティ・イノベーター」というビジョン

「ホスピタリティ・イノベーター」、訳すと「もてなしの革新者」ですね。以前は「リゾート経営の達人になる」というビジョンだったそうですが、近年この言葉に変えたようです。実際放送を見て思ったことは、この言葉がピッタリの企業だなと。

チェックインした際のちょっとした情報からホテルスタッフがサービスを考えて提供する、1人1人が考えてお客様を満足させるような接客を心がけているのが当たり前というか文化というか・・それがハッキリと表れているのがすごいなと素直にそう思いました。通常のホテルや旅館でも接客が悪いようなことはなくむしろ良いとは思うのですが、どこも同じような感じで良くてもそれが当たり前のように見えてしまいます。しかし、星野リゾートは1つ抜き出ているように見えます。それはホスピタリティの革新ができているからなのではないでしょうか。

2017年1月にオープンする星のやバリでの研修風景が放送されていましたが、そこでも一人一人の個性を重視するような研修スタイルが発揮されていました。そしてスタッフへのモチベーションの上げ方がうまい、伝え方って大事だなと改めて思いました。

星野リゾートの施設に泊まった時のこと

放送を見ていて素晴らしい企業だなと思いましたが、実は放送だけではありません。実は1ヶ月ほど前に星野リゾートの施設に泊まったんです。泊まった場所は沖縄県小浜島、「星野リゾート リゾナーレ小浜島」です。

星野リゾート系列の宿泊施設に行くのは初だったのですが、まぁ凄かったです。カートでの移動、使い勝手で分けられたプール、プライベートビーチ、ゴルフ場など、施設自体も素晴らしかったのですが、何よりお客様対応が最高なんです。当日ではないのですが、妻が誕生日が近かったことを伝えたらその日の夕飯にサプライズのドリンクサービスがあったり、ちょっとしたお菓子のサービスだったりと、そういったこちらが何かを求めているわけではないのに提供してくれる細やかな気持ちが本当に嬉しくて、感激しました。誰もが同じことをするのではなく、それぞれの方の個性で提供してくれるおもてなしが素晴らしかったです。ビジョンに対して偽りがないなと、放送後に訪れたことを振り返ってそう思いました。

まとめ

「ホスピタリティ・イノベーター」を掲げている星野リゾート、その言葉は間違っていないと思います。ホスピタリティ(おもてなし)ってデジタルではなく昔からあるアナログなものだけどまだまだイノベーションの余地があるんだなということは、私の中では結構驚きでした。でもそれがすごく面白いことであり、感銘を受けたことでもあります。

ホスピタリティはホテル事業だけでなく、様々な事業でも存在するものであり、デジタルな世の中になっても大切にすべきものであります。むしろより人の優しさに直に触れることを実感するのが大切なのかもしれません。「ホスピタリティ・イノベーター」、素晴らしいです。