ハイスタのCDゲリラ販売について改めてその想いを考えてみた
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昨日のハイスタ騒動記、すごかったですね〜私もAIR JAM世代ど真ん中なのでめちゃくちゃ食いつきCD即購入しました。
昨日は興奮しまくりだったので、若干冷静さは欠いていましたが、改めてあの出来事を振り返ると、あのアクションは別の視点で見ると非常に面白いんじゃないかと思います。
本日はこの件がどういう効果を生んだのか、自分なりに考えてみたことを書こうかと思います。
告知なしが逆に購買意欲を増した
想像してみてください。ふとCDショップに足を運んだ時に、ハイスタの新譜が目の前にあった・・まず2度見以上しちゃいますよね。そしてその情報を誰かに共有したくてSNSに拡散しちゃいますよね。
昔と違い、今は1つの拡散によって大量の人が情報を知る世の中になったので、1つだけの発信でもかなりの効果が生まれます。アクションを起こすと反響の大きいハイスタならなおさらです。
今回ニュースもありましたが、まずSNSの拡散によって知る人が増え、しかもCDショップでしか買えない、もしかしたら売り切れるんじゃないかもしれない、早く買いに行きたいという衝動に掻き立てられ、CDショップに足を運ぶ、その精神状態でCDを手にとったら・・普段では味わえない感覚を味わえますよね。同志がいる中でレジに並ぶのも非常に気分がいいことです。
この初期衝動は間違いなく普通の告知からのリリースではない感覚です。これが人の購買意欲に火をつけたと思います。
16年振りという久々のリリースというのも重なってこの出来事になりましたが、告知なしという発想の転換は物凄く効果的だったんだなと、改めてそう思います。ハイスタのメンバーはリスナーの気持ちをよくわかってるんじゃないでしょうか。
このやり方はしばらくはできないと思いますので、「やられた!」とか「その手があったか!」と思っている人も多いんじゃないでしょうか。
昨日のアクションに込められたメッセージ
本日のニュースでハイスタの新たな展開がありましたね。
そこで健さんと難波さんがメッセージを発信しています。
今回の発売方法について、横山健(G, Vo)は「これだけ便利になった世の中でどこまで面白みとして発揮できるのかなというのが狙い。僕たちの遊び心としか言えないですね」、難波章浩(Vo, B)は「音って物質として手に取ることはできないじゃないですか。特に今回の作品は手に取ってもらいたいという思いが強いから、こういうやり方になったのかな」とコメントしている。
この遊び心、本当に嬉しくてニヤニヤしちゃいますよね。そして難波さんの一言がやはりメンバーの想いなんじゃないでしょうか。
一般的にはCDの発売は事前に告知されますよね。その際、皆さんはどうやって音源を購入しますか?ネット通販で購入したり、物理的なものではなくデータとして購入することありませんか?CDショップに足を運ぶのが億劫になっていませんか?
私も10年ぐらい前はCDショップに通いつめ、ひたすら視聴して良かったCDを買い、たまにジャケ買いなんかを繰り返していたことがあります。でも、今はその時間を取ることができない・・という言い訳を作って行くのに腰が重くなっています。
CDショップに足を運ぼう!
今回、久々にCDショップに行って実際にハイスタのCDを手に取るという動作をしたことで、昔のCDショップで楽しかった出来事を思い出しました。レジに並んで買うまでもワクワクしましたし、その後も他のCDを見に行くということもしたり。やっぱり音楽が溢れている空間って楽しいですよね。そのことに気づかせてくれたハイスタには感謝です。
こんなに面白くてワクワクさせたハイスタの想い、汲まないわけにはいかないですよね!