MAMPを使ってローカル環境にWordPressをインストールしてみた
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今後もしかしたらWordPressでブログサイトを作るかもしれない・・と思い、ローカル環境にWordPressを入れてみました。サーバ立てて運用する前にちょっと触ってみようとか思った方々が読むと役立つはず。
WordPressをインストールする前に
WordPressを動かすには以下のものが必要となります。
- PHP
- MySQL
PHP
WordPressはPHPで作られているため、PHPが動く環境が必要です。Mac OS X バージョン 10.0.0 以降ではPHPがプリインストールされていますのでインストールをする必要はありません。
確認のため、以下のコマンドを実行してバージョンを確認してみましょう。
php -v
PHP7
2015年末にPHP7がリリースされました。今後主流になっていくであろうPHP7をインストールしてWordPressを運用してみるのもいいかもしれません。
MySQL
WordPressではデータベースとしてMySQLを使用します。こちらはインストールされていないのでする必要がありますが、MAMPをインストールすれば解決します。
MAMP
MAMPとは、Webアプリケーション開発環境を簡単に構築してくれるソフトです。Windowsではこの手のツールとしてXAMPPがありますね。
ちなみに、MAMPは「Macintosh+Apache+MySQL+PHP」の略です。
MAMPのインストール・設定方法
1. MAMPのインストール
公式ページより、MAMPのパッケージをダウンロードし、インストールしてください。※無料版でOK、有料版ではローカルに複数のサーバを建てられます
2. MAMPの設定
初回起動時にポップアップで警告画面が出るので、そこで「MAMP 起動時に MAMP PRO を確認」のチェックを外してください(MAMP PROは使用しないため)。起動後、[設定]をクリックします。
スタート/ストップ
「MAMP起動時にサーバを始動」にチェックを入れます。
ポート
デフォルトで問題ありません。
PHP
デフォルトで問題ありませんが、PHP7など別でインストールした場合はインストールしたバージョンを選択してください。
Webサーバ
デフォルトで問題ありません。
上記設定完了後、OKを押し設定を有効にします。その後、[サーバーを起動]をクリックし、サーバを起動してください。
データベース作成
次にWordPressのデータを保存するためのデータベースの作成を行います。
MAMP起動後の画面で[オープンWebStartの]をクリックし、スタートページを開きます(翻訳イマイチですが、そこはスルー)。
ページ左側にあるリンクphpMyAdmin
をクリックします。
[データベース]タブをクリックします。[データベースの作成する]の下のフォームに作成する内容を入力し、[作成]をクリックします。
- データベース名:任意
- 照合順序:utf8_general_ci
左のツリーに名前が追加されればデータベースの作成完了です。
WordPressのインストール
ついにWordPressのインストールです!公式サイトにアクセスし、ダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルの解凍後、ファイル一式をMAMPの設定のWebサーバーで指定したディレクトリに保存します。保存後localhost
にアクセスし、「WordPress へようこそ」画面が表示されるのを確認してください。
データベースの接続情報の入力を求められますので、必要事項を記入して[送信]をクリックしてください。※データベースの接続情報はMAMPのスタートページに表示されています
- データベース名:先ほど登録したデータベースの名前
- ユーザー名:root
- パスワード:root
- データベースのホスト名:localhost
- テーブルの接頭辞:wp_
[インストールを実行]をクリックするとサイトの情報を入力する画面が表示されますので、必要な情報を表示し、インストールしてください。
これで完了です。お疲れさまでした!